2010年8月12日木曜日
キルティングのシーズン
皆様こんにちは!! 寝装寝具みやちのふとん職人、宮地伸芳です。
本日も宜しくお願い致します。
台風の接近により、今朝は強い風雨に見舞われている島田市でございます。この天候の中、本日は三件の配達が予定されております…が、心配な状況であります。
さて、世の中は昨日今日辺りからお盆休みに突入しておりますね。高速道路も渋滞しておりますが、現地まで、そしてご自宅に帰られるまで安全運転をお願い致します。急ぐよりも休息重視ですよ。
私はお盆前納品のご注文のお仕立が一段落して、通常モードで仕事場にこもっております。特に今週来週は薄めの掛ふとん類のご注文をお仕立てしております。季節は夏ですが、そろそろ冬物のお仕立をしなければです。
そもそも、ふとん職人は夏に冬物を、冬に夏物をお仕立てすることが当たり前となっております。今回、掲載している画像は、木綿肌掛ふとんのキルティングの模様ですが、この肌掛ふとんも毛布代わりにご使用されるお客様からのご注文です。この後にはコタツ掛ふとんのご注文のお仕立をするので、仕上げはキルティングをさせていただきます。
当店はベビー用品以外の薄い木綿掛ふとんは全てキルティング仕上げをさせていただいております。それは手で綴じる仕上げでは手間が…なんて理由ではございません。薄い木綿掛ふとんは、真綿を張っても綿が切れ易く、そして、年数が経つと綿が縮んだ時に側生地との隙間ができ、その側生地と綿との摩擦によって綿が細かく擦れて玉となります。
ご自宅で古くなったお布団の側生地を解いた時に、角に小さな綿玉を見たことがございませんか?その原因がこうゆう事なんです。
私はふとんを作る上で、全てが手作りでなければならないとは思っておりません。
機械を使った方が良い出来になるなら、そちらを選びます。それも使っていただくお客様のためになるからです。意地は張りません。作り手も自分の技術に甘んじることなく日々勉強して進化していかなければなりませんので。
さぁ~とて、今日も頑張るどぉー
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こんにちは本店さん。
返信削除結構まめに書いていらっしゃいますね…
きっとゴーストライターさんがいらっしゃることでしょう。
ところで、お気に入りの飲食店さんが、ブログを開設されました
アドレスは私のブログに書いてありますので、また見に来てください。
支店様、毎度お世話になっております。
返信削除ブログ拝見いたしました♪「あの方」もお元気そうですね。まだまだ先ではございますが、仕事をリタイアしたら私も全国行脚してみたいです。…いや、必ず実行します。
そちらにもまたお伺いしますので、代わりのお店を楽しみにしております♪