2010年6月3日木曜日
綿繰り
皆様こんにちは!! 寝装寝具みやちのふとん職人、宮地伸芳です。
本日も宜しくお願い致します。
今朝の島田市は快晴です。おふとんを干して今夜も気持ちよく眠りましょう♪
私の体調の方は少しずつではございますが、回復に向かっております。しかし、鼻水が未だに止まりません…もうしばらくの辛抱です。私の周りでも同じような風邪を引いていらっしゃる方が多く、皆様、体調管理には十分にお気をつけ下さい。
こんな体調ですが、昨日の定休日も市外のお客様宅へお邪魔させていただき、大変多くのご注文をいただきました。本当にありがとうございました。
さて今回は、この時期ならではで、店内に鳴り響く「キュルキュル」音をご紹介致します。
この音の正体は「綿繰り機」の回す音です!弊社社長である宮地弘二が、趣味の一つで近くの畑を借りて野菜を育てているのですが、ふとん屋ならでは「綿花」も育てております。綿花を育て始め今年で10年近くなります。品種は「和綿」と「メキシコ綿」の2種類。中でも「和綿」は大変貴重であります。40年位昔は日本各地で綿花を育てており、おふとんに入れる綿も殆どが「和綿」でしたが、現在は、インド・北南米・エジプト・バングラデッシュからの輸入に頼っております。
チョット話は反れましたが、この畑で採れた綿花、このまま使える訳ではなく爆ぜた綿花の中には種があり、その種を取り除く時に「綿繰り機」を使います。この「綿繰り機」は、以前、社長の知り合いの方より完全オリジナル品をいただき、それを真似て一台新たに工務店で作っていただき、更に趣味で民芸品を作っていらっしゃる方に見せたら「これは珍しい~」と言って同じ物を作っていただいたナント「三代目」の綿繰り機です。
社長が空いた時間を利用して綿繰りをしております。小さな畑なので採れる量も少量です。でも、素材の良さはどちらの綿花も最高!!とにかく脂肪分が豊富です。こんな綿で作ったおふとんに一度で良いから寝てみたい…のですが、全権限は社長にあり、厳重に保管して三年に一度だけ製綿を致します。値段も社長が決めます。現在、敷ふとん二枚だけ販売しております。まだ製綿されていない状態のも展示してございます。
ご興味のある方は是非一度ご来店下さい。
尚、綿繰りして出た「種」ですが、欲しい方は無料で差し上げます。綿花を育てていただける方も募集しております。当店までお気軽にご連絡下さいませ。
さて次回も店内を探検してみたいと思います。お楽しみに~♪
今日も頑張るどぉー
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