2010年4月17日土曜日
押入れの中を仕分け
今日の島田市は昨日からの雨も止み、青空が広がって参りました。今月は天候が安定しませんね。こんな時、季節商品も扱うふとん屋は大変です。昨日もメーカーが三社ご来店して嘆いておりました。私は忙しかったのですが…
さて、前回からの続きで、お客様よりお預りさせていただいた押入れの中に眠っていたおふとんの側生地を剥がして中綿をチェック。状態が良いのが多くホッとしました。ちなみにお預りさせていただいたおふとんは、
木綿敷ふとん2枚。
木綿掛ふとん3枚。
木綿ジュニア掛ふとん1枚。
綿混掛ふとん1枚。
ポリエステル綿100%肌掛ふとん2枚。
羊毛混敷ふとん2枚。
一重アクリル毛布。
敷パッド3枚。………でした。
予めお客様とはご相談済みで、これをご来客用ふとんを2組と、普段ご使用される肌掛ふとんを2枚のご注文をいただいておりましたので、仕分けたのが今回の画像です!!
この中で唯一廃棄処分するのは手前左側の下にクルクル巻いてある羊毛混敷ふとん2枚だけです。
奥左側が敷ふとんの綿となり、その右側の大きな束が掛ふとんと肌掛ふとんの綿となります。ポリエステル綿もあるので、ふっくら軽い綿混わたとして蘇り、新品同様になります。
では、手前右側の束と毛布や敷パッドはどうなるの?と思われますが、これはちゃんと再利用されます。まず毛布と敷パッドは市内の運送業者様が荷物の傷防止やお引越しの際の床敷に使われます。かなり需要があるので、いつもストックしておきます。
さて、もう一つ古綿の束がございましたね。これも最近では全く異なる業者様が引き取ってくれます。しかも複数の業者様です。簡単にご説明致しますと、クッション材になったり畑の肥やしになったりします。今回のは木綿100%なので農業関係の業者に引き取られて行きます。
このように、機械作りの既製品は廃棄処分されてしまいますが、手作りのおふとんは殆どリサイクル・リフォームされてまた使われます。世の中はエコの時代に入っておりますが、もう何年前から都会での粗大ゴミ第一位はおふとんなんです。家電や車はエコポイントやエコカー減税と国が法律を定めておりますが、そろそろ粗大ゴミ第一位の物にもしっかりと目を向けていただきたいですね。
当店では今後も押入れの中のおふとんで困っているお客様からのご相談に快くお聞きいたしますので、お気軽にお問い合わせ下さい。処分だけでも構いませんよ。
次回は、押入れに仕舞おうとした羽毛掛ふとんがナント……について語らせていただきます。お楽しみに~
さぁ~てと、今日も頑張るどぉー
TEL&FAX 0547-37-4478
メールアドレス wbs58839@mail.wbs.ne.jp
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