2010年4月24日土曜日
How to 羽毛ふとん パート2
今朝の島田市は昨日までの雨も上がり快晴です。それにしても天候が安定しませんね。お野菜も高騰しているとかで妻も嘆いておりました。週末は晴れの日が続くみたいで、仕事も進みます。GW前納品の注文が溜まっておりますが間に合わせますよ。
さて、前回に引き続き羽毛ふとんの事について語らせていただきます。
お客様より羽毛ふとんの件でいただくご質問の第一位、
○羽毛ふとんを掛ける時、毛布は上に掛けるの?中に掛けていいの?
お答え:毛布の種類によって上に掛ける場合と中に掛けていい場合がございます。
同業者(寝具専門店)の方からは「何間違ったこと言ってるんだ!!」と言われそうですが、そんな方にも分かりやすくご説明致しますね。これから二つのご説明をよく覚えておいて下さい。
先ず一つ目に羽毛ふとんはなぜ温かいかと申しますと、羽毛ふとんは体との隙間を覆い体より発散する熱を逃がさず、また体より発した熱が羽毛の脂肪分に反応して保温されるので温かいのです。
もう一つは毛布には一重の物と二重(2枚合わせ)の物がございます。一重の物は特に綿毛布やウール毛布、二重の物は特にアクリル素材の毛布によくあります。一重の物は体に纏わり易くて隙間も覆われ熱も逃げたりしませんが、二重の物は重さがあり毛も長く直接掛ければ温かいのですが、隙間が空き易く熱が逃げ易くなります。(画像は手前より綿毛布・ウール毛布・二重アクリル毛布)
この二つを纏めますと、一重の毛布は羽毛ふとんの中に使っていただいても何も問題はございません。タオルケットや真綿(シルク)の肌掛ふとんも中に使っていただいても構いません。逆に二重の毛布を羽毛ふとんの上に掛けますと毛布の重みで羽毛ふとんと体の隙間を更に埋めてくれるので保温力がより一層上がります。
このように羽毛ふとんは体との隙間を覆うために、ご購入される時には「中の羽毛(原産国)の事より側生地が柔らかい品」を選びましょう。側生地が固い品は保温力も下がり、寝返りした際に生地のガサガサ音も気になります。羽毛ふとんをご購入される際は必ず触って確認してみて下さい。
余談ではございますが、冬場に着るダウンジャケットも側生地は柔らかい物を選び、インナーは長袖の薄物の方が体は温まります。
次回は予定していた話題があったのですが、このブログをご覧いただいたお客様より羽毛ふとんの事でご質問をいただいているので、もう一回延長をしてご質問にお答えさせていただきます。お楽しみに~
さぁ~てと、今日も頑張るどぉー
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