皆様こんにちは!! 寝装寝具みやちのふとん職人、宮地伸芳です。
本日も宜しくお願い致します。
クリスマス寒波の到来で、全国各地は厳しい寒さとなっておりますが、寝具専門店は忙しい日々を送っております。当店の忙しい時期は暖かくなる5月・寒くなってくる10月から年末の12月、そして12月はクリスマスの頃からは新年のお布団の準備で更に忙しくなりますが、そこに寒波到来で忙しさ倍増となっております。この週末も多くのお客様がご来店していただき、私もバタバタと働いておりました。誠にありがとうございました。冬物商品で在庫切れの物も出てまいりましたので、お布団類のご購入の際はお早目のご来店をお待ち申しております。
お仕立ての仕事の方ですが、本日で年内納品分のご注文は全て作り終えます。9月23日からの「リフレッシュセール」以降、今日までのお仕立て枚数は330枚を越えました。猛暑だった夏には仕事量も激減しましたが、今秋以降は本当に多くのご注文をいただきまして厚く厚く御礼申し上げます。
明日・明後日は店売り用のお布団をお仕立てして年内の布団作りは終了です。その後は31日までは接客と配達と店の大掃除に専念いたします。
さて今回も、日頃お客様よりお寄せいただくお布団に関するご質問・お問い合わせにお答えする企画「年忘れ・How to お布団」をお送りさせていただきます。
Q、羽毛ふとんのリフォームでは、側生地の再利用は可能ですか?
Q、羽毛ふとんの中で偏りが気になります。何故かキルティングもありません。なぜ?
Q、羽毛ふとんの側生地に穴が!! 付属の補修布を付けれるだけでいいのですか?
A、羽毛ふとんのリフォームも綿打ち直し同様にお客様には浸透して参りまして、ご注文も多くなってきました。当店は地域に先駆けて10年前より羽毛ふとんのリフォームの業務を始めております。ご注文の内容も多様化しております。
先ず最初のご質問ですが、お預りしたお布団の羽毛を取り出す際には、出来る限り全ての羽毛を取り出すために、側生地を升目ごとに切ってしまう為に側生地の再利用は出来ません。余計な足し羽毛代が掛けないためですので何卒ご了承下さい。ご返却も出来ません。
次のご質問ですが、キルティングが全て切れたか解けたか…又は、羽毛ふとんをご購入された際に「ノン・キルト加工」の物をお選びになったかでございます。ノン・キルト加工は数年前にあるメーカーで発売された羽毛ふとんで、キルティングする代わりに、表面と裏面の側生地を接着剤でくっ付け升目を作った物がございました。その後、丸洗い等お洗濯した際に接着部分が剥がれたり、接着剤が揮発した際の体への影響等もあり衰退しました。ちなみに当店ではノン・キルト加工の羽毛ふとんは現在も過去も一切販売しておりません。
最後のご質問ですが、全ての羽毛ふとんには「補修布」が付属されております。ベランダへ干した際に引っ掛けてしまった時など誤って側生地に穴を開いてしまった時に、中の羽毛の飛び出しを防ぐためにアイロンでその補修布を貼り付けます…が、…が、補修布だけでは完全な補修は不可能です。いずれその部分よりまた羽毛が飛び出してきます。補修布は、車で言えばスペアタイヤと思って下さい。リフォームするまでの一時的に補修するための布で、早めに羽毛リフォームを取り扱っている寝具専門店へお持ち下さいませ。中の羽毛が出てしまう程、リフォーム料金(足し羽毛代)が加算されてしまいます。
こんなお答えで宜しいでしょうか!? 分かりにくかった場合はメールでお気軽にお問い合わせ下さい。
アドレスは wbs58839@mail.wbs.ne.jp
本日はこのへんで。次回も「年忘れ・How to お布団」をお送りいたします。
今日も頑張るどぉー
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