皆様こんにちは!! 寝装寝具みやちのふとん職人、宮地伸芳です。
本日も宜しくお願い致します。
eコミュニティしまだ よりご覧いただいている皆様も宜しくお願い致します。
今朝の島田市は激しい雨となっております。
昨日の日曜日は大変忙しい一日となりました。午後には昨年も掛・敷ふとんをお仕立てさせていただいたお客様より、追加で新しい木綿わた入り敷ふとんのご注文をいただきましたが、お客様のご要望で月曜日午前中までの至急でと言うことでした。
本日の雨が予報では確実だったので、夕方までにお仕立てしてお届けさせていただきました。注文からお届けまで二時間。タイミングが良ければ可能ですが、こんなタイミングは滅多にございません。
お布団は「水物厳禁」なので雨天の日のお届けは極力避けさせていただきますが、折角の新しい木綿わた入りの敷ふとんです。お天気がいい時にお届けが出来て ホッとしております。ありがとうごさいました。
昨日のブログでも少しご報告させていただきましたが、午前中に御婚礼寝具をお届けさせていただいたお客様の「お布団選び」について今回はお話させていただきます。
新たにご夫婦になられる御二人様の内、奥様になられる女性のお客様は、昨年、他店にて 西川産業「整圧ふとん」と羽毛ふとんを購入されたばかりなので、ご主人になられる男性のお客様のお布団を御購入にご来店いていただきました。「整圧ふとん」も昨日のブログでお伝えした体圧分散に優れている敷ふとんでございます。
寝室の状況等お聞きさせていただきまして、いざお布団選びに。今までは掛・敷ふとん共に木綿ふとんをご使用とのこと。最初は
「俺も羽毛ふとんを使ってみようかな~?」
「敷ふとんも同じものにしてみようかな~?」
と、色々と見たり持ってみたり感触をお試しになったりとしておりました。でも、男性の方が いざ お布団を選ぶとなると難しかったりします。しかし、私が感心したのは、奥様になられるお相手の女性のお客様が言った一言でございます。
「予算もあるけど、一応、自分の好きなお布団を選べばいいよ。分からなければ ふとん屋さんに聞けば教えてくれるって」
その言葉にご主人になられる男性のお客様は気持ちが楽になったみたいです。私に色々と聞き始め、最終的な判断は私への一つご質問でした。
「温かいお布団は、どっちですか?」
価格や売上の事を気にされる寝具専門店なら間違いなく「羽毛ふとん」と答えるでしょう。しかし、このお客様の目線が常に ↓↓↓↓↓ のお布団へ向けられていることに気付いておりましたし、事実、保温力が一番あるのは 木綿わた ですので、私の答えは素直に
「温かさで言ったら木綿わたです」
とお答えさせていただきました。これで、この男性のお客様がこれからの新婚生活でご使用になられるお布団が決まりました!!
お布団の柄も目線が釘付けになっていた ↑↑↑↑↑ この柄で決定。
このまま このお布団をどうぞ!! とは行きません。私はふとん職人です。お時間も一週間いただいております。もちろん、一からお仕立てさせていただきます。
掛ふとんは、前のブログでもお伝えさせていただいた 焼津の綿工場で出来上がったばかりの木綿わたを入れてさせていただきました。
重そうに見えるでしょ!?
これが見た目以上に軽くて、これぞ 「フカフカ」 の掛ふとんでございます。
もちろん敷ふとんも新しい木綿わた入りでお仕立てさせていただきました。
出来たばかりの 木綿わた入り敷ふとん です。
実は、体圧分散でも木綿わた敷ふとんは他のお布団に負けない数値なんですよ。体圧分散の部類でも「キング オブ お布団」なんです。しかも腰高作りなので腰痛の心配もございません。
カバーリングも従来の綿100%白カバーをお選びになられました。(やっぱり白カバーが一番清潔感がございますね) カバーリングのチェック(傷・汚れ)も兼ねて、予め当店にてカバーリングを填めさせていただきました。
付属品の毛布は、これも天然素材の「キャメル100% 純毛毛布」をお選びになりました。これで保温力の心配は全くと言っていい程ございません。
全て準備が整って、昨日午前中に無事お届けさせていただきました。
向谷一丁目の I様ご夫婦に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
奥様のお布団は掛・敷ふとんだけでも約20万円。
ご主人様は毛布まで入れても6万5千円。
しかし、御二人様とも決して間違ったお布団選びはしておりません。
奥様になられる女性のお客様も、きっと寝具専門店にて色々とアドバイスを受けてご自身に合ったお布団選びをした結果と思います。お値段は全く関係ございません。無理に合わせる必要もございません。
お布団を選ぶ際に、価格や流行りで選びますと大半が失敗します。
ご自身の好みもハッキリとお伝えいただき、それを基に我々寝具専門店のアドバイザーがお客様に合ったお布団をお勧めさせていただきます。
お布団は長くご使用する分、お布団選びもゆっくり時間を掛けてお選びくださいませ。
本日はこのへんで。
今日も頑張るどぉー