本日も宜しくお願い致します。
eコミュニティしまだ よりご覧いただいている皆様も宜しくお願い致します。
今朝の島田市は快晴。気温もぐんぐん上昇中!! お布団干しには絶好のコンディションです。おもいっきり干して今夜はポカポカお布団でお休み下さい。
昨日は天候も悪くご来店されるお客様も少なかったので、先日のワタボシ様や先々週の山昇様の社会見学で学んだことを早速実践しようと思ったら、体がもうウズウズしてしまい店内をプチ改装し始めてしまいました。まだ全て終わっていないので、このご報告は次回のブログでご報告いたします。
当店にご来店されたお客様で、ある商品を見て「コレ何?」と言われることがございます。
その商品とは↓↓↓↓
商品名は「繰り襟掛ふとん」
昔はベビー用肌掛ふとんやベビー毛布などに繰り衿加工をしてある物がございましたが、これはその大人用でございます。首や肩まで覆えますのでとても温かい掛ふとんでございます。もちろん当店の手作りふとんです。
繰りぬく形も、U字と↓↓↓↓のV字の2種類。
綿作りの時もこんな感じになります↓↓↓↓↓ ただ単に、四角四面の状態から繰り抜いた訳ではございません。ちゃんとこの形になるように綿作りをしてあります。
このお布団を作り始めた理由は、今から10年ほど前になります。
浜松市の男性のお客様より
「掛ふとんを頭まで潜って寝たいから、丈の長い掛ふとんを作って欲しい」
と、ご注文がございました。通常の200cm ⇒ 220cmでお仕立てしてお届けしました。
しかし、その翌年にそのお客様にお会いした際に、
「やっぱり息苦しくなる…孫の布団で襟元が繰り抜いてある掛ふとんがあったが、その大人用は無いか?」
とのご注文が。
そのまま丈の長い掛ふとんをお預りして、綿を打ち直して、側生地をv字に切って縫製をやり直しました。そこまでは何ら問題は無く。さて、一体ど~やって綿作りをするかで悩みました。古新聞を綿にみたてて、切ったり折ったり丸めたりの繰り返し…、二日掛かりでようやく形が出来て、いざお仕立て。
掛ふとんを掛ける際は必ず引っ張ったりするため、力も掛かる部分なのでその点も考え、更に角までしっかりと綿を入れなければなりませんので、綴じにも慎重の上にも慎重にお仕立てしました。
お布団のカバーリングも同じように繰り抜いた特注品をご用意しました。
出来上がりお客様へお届けした際には、お客様の目がテンになっていたのが印象的でございました。後日、ご使用後の感想をお聞きさせていただいたときには
「首も肩も足も温かい!!」
と、喜んでいただきました。ありがとうございました。
それ以来、当店の一商品としてデビュー。
お客様の体型に合わせてU字型とV字型の二種類にして受注加工してございます。
近年では在宅介護をされていらっしゃるお客様からのご注文もいただいております。
厚さも掛ふとんだけではなく、肌掛ふとんのご注文も承りますのでお気軽にご相談下さい。
今年は繰り衿掛ふとん以外にも、当店オリジナルの在宅介護用ふとんにも新規で取り組んでいきます。
いや、実は既に取り組んでおり、徐々に商品が完成してきております。
私も在宅介護を経験した一人であります。
無いものは作る!!
こんなお布団が欲しい!! と思った時には、いつでもお気軽にご相談下さいませ。
本日はこのへんで。
今日も頑張るどぉー
0 件のコメント:
コメントを投稿