2010年5月9日日曜日
出張実演、レポート3
今朝の島田市は晴れです。朝晩はまだ涼しいですが、昼間は半袖一枚で過ごせます。私も昨日より夏用の仕事着に衣替えして仕事場にこもっております。明日からまた天候が崩れるという事なので、おふとん干しは今日中がお勧めですね。
さて今回も3月に開催された横浜市みなとみらい地区でのイベントレポートをします。
翌朝、ホテルをチェックアウトして地下鉄で移動して9時には会場へ到着。本日は実演も控えていたのでいつも着ている作業着(ツナギ)に着替えました。初日に「座布団中綿当てクイズ」で差し上げていた小座布団が少々不足気味になったので、3人で急いで作り始めました。10時のオープンには間に合い準備万端!! ところが三連休中日の日曜日。オープンと同時にご来場者が殺到し、我々のブースにも一斉にお客様がお越しになり、携帯枕の体験講習の予約者が15分程で満員御礼!!!! 残念がるお客様もいらっしゃいましたが、その代わりに座布団中綿クイズの応募をやっていただきました。2日目は東京都&川崎マイスターの出店はしておりませんでしたが、ミニステージでの実演があったのでお偉い様が数名はお越しになられてました。
昼頃になりますとご来場者もピークになり会場は大賑わい♪我々のブースもバタバタと大忙し。講習をやっている間もあちらこちらよりおふとんに対するご質問が。都会に住まわれていらっしゃる方でも木綿のおふとんに対する関心の高さに、私も大変驚くと共に嬉しかったです。
そんなこんなでバタバタとしていたら時計は14時を過ぎて実演の時間が刻々と近付いて参りました。携帯枕の体験講習も全て終え一旦片付け、14時30分前になり仕事場より持参した綿を袋より出し側生地を広げた瞬間に新貝先輩が会場に響き渡る大きな声で
「こちらのブースでは只今より木綿敷ふとんの実演を行いまーす!!」
エーーーーー!!(汗)
そんなにアピールしなくてもいいのにぃ~…と思っても時は既に遅く、ブースの周りには40名程のご来場者と東京都&川崎マイスターのお偉い様がお集まりになられました。一気に緊張の度合いが増して参りましたが逃げ場もございません。公衆の場で作るのは初めてでもないので、いつも通りに作ろう!!と覚悟を決め、いざスタート!!横で新貝先輩が見学者へ分かり易く説明しながら私は緊張しつつも作り続けていきました。綿作り(綿が敷きふとんの形になったこと)も終わり真綿を張る時は「おぉぉぉ~」と、側生地をひっくり返して綿が中に入った時も「おぉぉぉ~」と驚かれました。こうしてお客様の反応が声を出してあった時は気持ちがいいですね♪舞台俳優さんやミュージシャンの気持ちがよく分かります。
仕上げも済みトラブルも無く無事に完成。出来上がった敷ふとんを見学されていた方一人一人が直接触って「新しい綿で作った木綿の敷ふとん」の感触を確かめておりました。中には「これいくらで売るの?」とお聞きになられたので、シングルロングサイズなので21,000円と答えたところ「名刺を下さい」と。近場ではございませんがご要望とならばご連絡をお待ちしております。
これで2日間のイベントが全て終了しました。ホッ。
最後に東京都のお偉い様が私の所へ来て
「技能グランプリへ出場する気があるならばいつでも待っているよ」
「考えておきますよ」と答えたところ、
「その時はもう少し笑顔で作った方がいいよ」
………。(素の顔で作ったつもりなんですけども~)
こうして我々4人は会場を後にして、大渋滞に加えて睡魔と戦いながら帰りました。
近年では色んな職人さんが県内の小中学生へ出向き、体験講習をする「WAZAチャレンジ」がございますが、単体のグループでの出張講習も可能ですので、当店又は組合事務所「静岡県わた商工組合」までお気軽にお問い合わせ下さい。
さて次回は「五月はおふとんの季節」について語らせていただきます。
今日も頑張るどぉー
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