2010年5月16日日曜日
敷ふとん二枚分の敷ふとん、完成編
今朝の島田市はいい天気です。絶好のおふとん干し日和です!! おふとんを干して今夜も気持ちよく寝ましょう。
私の近況ですが、GW明けから綿打ち直しのご注文や店に並んでいる新しい綿入りのふとんが売れたり、本格的な衣替え(やっと…)で店売り用の肌掛ふとんの綿入れなど、お陰様で大変忙しい日々を過ごさせていただいております。今週もご婚礼寝具の納品がありますので、今まで以上に仕事場こもりが続きます。そろそろ、ブログもPCからではなく携帯からレスをしなければならない状態になります。極力、二日に一回は更新する努力は致しますので、今後とも宜しくお願い致します。
さて今回は前回の続きで大きな敷ふとんの製作をご報告させていただきます。
寸法が200cm×200cmなので、作る前に注意点(欠点)を考える事から始めました。注意点は以下の通りです。
○綿が総重量で切れ易くなるので綿の繋ぎ目は工夫すること
○2台のベッドマットの繋ぎ目が沈んでいること
○腰高は絶対
○厚くし過ぎない、でも薄くするな!!と
○予算が限られている
…以上の条件を踏まえて、いざ綿入れをスタート!!
綿の繋ぎ目に関しては、少し多めに重ねて繋ぐ箇所を半分に開いて四層の連結でガッシリと繋ぐ方法を二段目までやりました。これなら多少の重さにも耐えられます。中心部分にはベッドマットの繋ぎ目箇所への沈み込みを防ぐために多少厚めに入れました。腰に当たる箇所も厚めにして最後は「もうここまで来たらサービスだ!!」と真綿を六ヶ所厚めに張って綿作りは完成。入れた綿の枚数は29枚!!
そして側生地へ入れるために引っくり返そうとしました…が、さすがにこれは一人では無理だったので手伝っていただき、何とか綿が入りました。ふぅ~ 最後に30箇所の綴じをして完成しました。(画像参照)
一緒にカバーもご注文をいただいておりましたので、綿100%白でファスナーがL字タイプを2枚を縫い合わせて完成。これならお洗濯の際にも出し入れが多少楽になりますし、両側からも出し入れが可能です。
完成したその日の内にご連絡を差し上げますと「直ぐに持ってきてくれ」と。
三つ折にして両手を目一杯広げて持ち上げましたが、まるで厚手の「じゅうたん」を持っている様でした。でも綿が切れてないのも確認でき、これなら大丈夫だ!!と確信してお届け致しました。ご自宅でお待ちしていた旦那様も「大きいなぁ~」と驚かれておりました!!(そりゃそうだ) 先にベッドの上にカバーを広げておき、次におふとんをカバー入れました。寸法もベッドマットとピッタリ!! 喜んでいただけた様で介護をされている奥様を直ぐに呼び出して「今夜から気持ちよく寝られるぞ」と仰っておりました。
最後に私も「いい経験をさせていただき、ありがとうございました」とお礼を申し上げ帰りました。
今回もマイナス原因はスプリング(ポケットコイル)入りのベッドマットでした。ここで皆様へアドバイスです。ベッドをお買い求めになられる際には、なるべく寝具専門店へご相談の上お買上げ下さる様お願い致します。ベッドも寝られる時に使う「寝装品」です。安易にご購入致しますと後悔する事もございます。従って当店や何件かの寝具専門店では
「スプリング(ポケットコイル)入りのベッドマットはお勧め致してはおりません!!」
この件に関しては、またいつかご説明させていただきます。
次回は、これから使う「夏用の掛ふとん」に関して語らせていただきます。お楽しみに~
今日も頑張るとぉー
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